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芦廼瀬川本流(大峰山脈)

関西の沢仲間と、名溪 芦廼瀬川本流(十津川支流)を遡行しました。

一昨年にチャレンジしたものの、増水で歯が立たず門前払い。
昨年は現地まで行ったものの、局地的な大雨で門前払い。
ここはコンディションがなかなか整わず、そのコンディション次第で極端に難易度が上がる、とても怖い谷です。

そして今回が”三度目の正直”。



まずは朝イチで終了点に下山用の車をデポした後に入渓点に移動して、6:40出発。


まず現れる七泰の滝。左から簡単に越えられます。
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出発地から七泰の滝までの所要時間は、わずか20分。

一昨年の増水時に来た時は、ここまでの間にロープ張って腰までつかった渡渉があり、1時間以上かかりましたが、今回は水量が少なく、その渡渉場所も難なくスタコラ通過できました。
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次に現れる槇滝10mは左(右岸)からの巻き。残置ロープあり。
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その後は、泳いでは取り付き、泳いでは取り付き、が続きます。
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美溪です
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このところの猛暑のおかげで、水は全然冷たくありません。
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長い瀞
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斜滝5×8m
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泳ぎまくり
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8m滝。この谷の核心です。
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泳いで取付いて、最初に残置ハーケンにアブミを掛けて、ワンポイント人工登攀。
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滝上の支点から先の15m程度のトラバースも少々悪く、ロープを張りました。
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結局、核心の8m滝の通過に、6名で1時間40分かかりました。

ザックリした感覚で、リードに30分(ハーケンの打ち足しアリ)、フォロワーが10分×5名、支点から先の上部トラバースに10分、計100分を使った感じです。


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まだまだ続く瀞
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トビワタリ谷(地理院地図で”芦廼瀬川”本谷となっている谷)出合を過ぎた少し先から谷の傾斜がガクっと落ちて、進捗スピードが上がりました。


急な増水や時間切れの際にここで遡行を打ち切って車道に上がることを想定していた、”エスケープ沢”(矢印)の出合。
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後半は谷が開けて、時々ナメと瀞が出てくる程度の穏やかな川歩きとなります。
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午後遅くなっても天気は安定していて、夕立の気配もナシ。ありがたやありがたや。
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最後に現れる堰堤手前のガレ沢を上がれば、どんぴしゃで駐車場所に着いて、終了。
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この谷、所要時間が前半・後半で大きく異なります。これが今回の大発見。
①前半、出発点からトビワタリ谷出合までの所要時間が約7時間半。
②後半、緩傾斜になってから終了点までが3時間弱。
水平距離では、①と②はほぼ同距離です。

後半は易しく、予想よりかなり早く通過できました。


今回は水量がかなり少なめだったため、全般的に苦労なく淵・瀞を通過できました。
水が少ないので泳ぐ距離が短く済み、且つ水勢も弱いので泳ぎやすかったです。

いつもの夏なら、こうはいかないはず。
実にラッキーでした。

本格的な本流遡行を堪能し、積年の課題を消化してスッキリ。


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■6:40駐車場所出発⇒7:00七泰の滝⇒11:30焼嵓淵⇒12:20~14:00核心8m滝⇒17:00堰堤⇒17:20デポ地

■登山日:7月29日



(あしのせがわほんりゅう 関西支部)


# by shigakukai | 2023-08-01 11:30 | 夏の山 [Summer] | Comments(0)

赤木川 静閑瀞(南紀)

黒蔵谷に行ってガタガタに疲れた翌日、その疲れを癒しに静閑瀞へ行きました。

沢の疲れは、沢で癒やす✌️
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静閑瀞は熊野川の支流、赤木川の上流にある峡谷。
有名な熊野那智大社・那智の滝(那智川)の、背後の山々を越えた裏側(北西面)に位置しています。



こんな位置関係です
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静閑瀞は車道から離れた位置にあり、谷を歩いてたどるしかアクセスする方法がない隔絶された"秘境"。その秘境区間の距離は約7.4kmです。

ここをじゃぶじゃぶ歩いたり、泳いだり、ただ浮かんで流されたりしながら、上流から下流に向かって下りました。


まずは終了点(和田橋)に車をデポし、起点となる熊野川町瀧本の引土集落へ。
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入渓点の吊り橋で記念撮影
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こいつぁ~気持ちイイや
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じゃばばばば~
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やっほ~♪
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しゅわしゅわ~
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ぷか~
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おろろろろろろ
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瀞は流れが弱いので、せっせと泳がないと進みません。
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谷が広くなると、間もなく終了点。
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峡谷の7.4kmは結構な長さの体感距離で、さんざん泳ぎ疲れて「もーええわ」とヨレてきた頃に、ようやく終了。


ここならでは、真夏ならではの、楽しい谷下りでした。


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■入渓日:7月16日

■8:45入渓点(瀧本)➡14:45終了点



(せいかんとろ 関西支部)


# by shigakukai | 2023-07-19 18:00 | 夏の山 [Summer] | Comments(0)

大塔川黒蔵谷 二俣まで(南紀)

関西の沢仲間と、黒蔵谷を再訪しました。

今回は8名の大所帯です。


最初に現れる鮎返の滝は左から
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上段は少々いやらしいです。中間支点ナシ。
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しっかり持てる細かいホールドはたくさんあるものの、足が滑ってはずれたら持ちこたえられないサイズなので、緊張しました。


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下の廊下のゴルジュ。延々と泳ぎが続きます。
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足元には魚がたくさん。希少種のタカハヤかな?あまり逃げません。
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8人全員がせっせと泳ぐのは効率悪いので、体力温存とスピードアップのために、瀞にはこまめにロープを張りました。
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滝の落ち口から落ちていく水を撮った水中写真。
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試しに水の中にボチャっとカメラを突っ込んでシャッターを押したら、面白い写真が撮れました。


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ここの出だしは泳ぎながらの取付きで、しかも立っているので難しかったです。
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あるんじゃないかとアテにしていた残置ハーケンは全くナシ。誰かハーケン打っといて~

この滝を過ぎると間もなく二俣。


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大人数のため時間を要し、黒蔵谷本谷と高山谷を分ける二俣で既に16時前。
我々は二俣から高山谷に入る予定だったのですが、もう完全に時間切れ。

高山谷にちょっと入ったところから高山谷と出谷の中間稜に上がって、林道小広静川線にぬけました。



中間稜から見た黒蔵谷上部。
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めちゃめちゃ谷が深く、長いです。



中間稜の下部は急登のひどい藪漕ぎでした。
リッジに出た後も木立は深く、草ぼうぼう。
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踏み跡のないやせた尾根が続き、どんどん日は暮れてP624で真っ暗。
GPSと首っ引きで闇夜の稜線を詰めて、なんとか20:45に林道到着。

少々ハードだったけど、とても楽しい山行でした。


この界隈の山々は、東京で言えば高尾山~陣馬山レベルの高さ。
こんな低い山々の懐にゾッとするような険谷がたくさん潜んでいる南紀は、ホントに奥が深くて怖ろしいです。



帰り道、夜の林道は動物の気配で満ち満ちていました。
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野うさぎ
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本日のルート
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■登山日:7月15日

■8:00入渓点⇒15:45二俣⇒20:45終了点



(おおとうがわくろぞうだに 関西支部)

# by shigakukai | 2023-07-18 20:50 | 夏の山 [Summer] | Comments(0)

舟ノ川地獄谷 桶側の滝(大峰山脈)

 ”大峰ブルー”
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梅雨の合間の晴れ間を突いて、秘瀑 桶側の滝を見に行きました。


舟ノ川は、熊野川の支流小原川の源流で、大峰奥駈道 明星ヶ岳~楊枝の森間の稜線の西面に広がる谷。
この谷の深さと険しさは、この山域でも出色のものがあります。


小原川最奥の集落、大塔町篠原。
舟ノ川地獄谷 桶側の滝(大峰山脈)_a0286351_23233621.jpg
ここから更に数キロ林道を進みます。
林道は少々荒れていて落石もたくさん散らかっていましたが、最後まで舗装路でした。


入渓点手前には割と広い駐車スペースがあります。
舟ノ川地獄谷 桶側の滝(大峰山脈)_a0286351_23233638.jpg


最初は穏やかなナメ主体の川歩き
舟ノ川地獄谷 桶側の滝(大峰山脈)_a0286351_23285945.jpg


アメ止りの淵は右(左岸)の良く踏まれた巻道から
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アメ止りの淵を過ぎるとゴルジュ
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めちゃめちゃ水がきれいです。



巨岩を正面の残置ロープを使って越えると傾斜はフラットになり、間もなく桶側の滝。
舟ノ川地獄谷 桶側の滝(大峰山脈)_a0286351_23320703.jpg

ドーン ♪ 桶側の滝あらわる。
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桶側の滝は、滝が屈曲して岩壁の洞穴に吸い込まれていく、特異な地形になっています。


滝の中段に登ろうとしましたが、ぬめぬめのツルツルでラバーソールでは登れず、上にあがれても下りが厄介なことになりそうだったので、諦めました。フェルトならいけたかも。
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古くてかなり心もとない細引きが1本、上から垂れてます。


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ちょっと洞穴を探索
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正に”蒼の洞窟”

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帰りは来た谷を引き返すだけ。

ぷかぷか楽チン下山
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帰り道にちょっと寄り道して、高野辻のヘリポートに行ってみました。
稲村ヶ岳から釈迦ヶ岳まで、大峰山脈北部の名峰がズラリと見える、素晴らしい展望でした。
舟ノ川地獄谷 桶側の滝(大峰山脈)_a0286351_23362512.jpg


秘境、神仙平!!(画面中央の緑が薄いところ)
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北東方向に、大日山・稲村ヶ岳・バリゴヤの頭
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素晴らしいお天気の1日でした。



桶側の滝の位置(地理院地図上に滝の表示はありません)
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紀伊半島のド真ん中
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■11:30駐車場所⇒13:00桶側の滝14:15⇒15:30駐車場場所

■登山日:6月17日



(ふなのかわじごくだに おけがわのたき  関西支部)

# by shigakukai | 2023-06-20 11:30 | 夏の山 [Summer] | Comments(0)

野洲川 元越谷(鈴鹿)

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関西の沢仲間と、鈴鹿の元越谷に行きました。

元越谷は鈴鹿山脈の西面(滋賀県側)に位置し、琵琶湖に注いでいる野洲川の源流。
このエリアを代表する美溪です。


林道のゲート前に駐車して、8:15出発。
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序盤はとても穏やかな渓相です。
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最初の釜のヘツり
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入渓から1時間ほどで15m滝。この谷最大の滝です。
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一昨日の豪雨(台風2号)の影響で、スゴい水量。


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滝は右(左岸)から容易に巻けます。


ちょっと落ち口を見物。
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元々はこの水線沿いを乗越す予定でしたが、今日の水量では怖いので、あきらめて巻きました。



15m滝を越えると谷は狭まって、ゴルジュっぽくなります。
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小滝は全て快適に登れます。
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仏谷出合の小滝
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水勢が強い所は、何か所かスリングやロープで確保しました。
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最後の方に現れたこの滝(多段25m)は、高さはありますが階段状
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穏やかな源頭部を詰めれば稜線。傾斜はとてもなだらかです。
野洲川 元越谷(鈴鹿)_a0286351_23081179.jpg


沢を詰めて稜線に上がると、四日市の街と伊勢湾が見えました。
野洲川 元越谷(鈴鹿)_a0286351_22371358.jpg
あとは水沢峠から起点に下るだけ。
元越谷に沢登りに来た人くらいしか通らないためか、登山道はあまり踏まれておらず、荒れていました。


この谷のエレベーション(入渓点から稜線までの標高差)は、わずか400m弱。
次々と出てくる小滝はすべて直登できて、楽しめます。

本日はガツンとくる水量でしたが、水に濁りは全くなくクリア。大増水の直後だったため川床のコケやヌメリもとれていて足元は全く滑らず、実に快適でした。
美しく、適度な長さで、技術的には初心者でも楽しめる、評判通りのとても良い沢でした。

must goな沢です。


但し、ヒルは局所的にうじゃうじゃいます。
今回は5名で行って被害は1名1匹。脛(すね)にくっついていて、血ぃ吸われました。
その他、装備にくっついていたのに気づかず、自宅に持ち帰り1匹。

入渓される際は、万全の対策でどうぞ。



■8:15ゲート発⇒8:30入渓⇒9:30 15m大滝⇒11:20仏谷出合⇒12:45稜線13:15⇒水沢(すいざわ)峠⇒15:00ゲート着

■登山日:6月4日



(やすがわ もとこしだに 関西支部)

# by shigakukai | 2023-06-06 11:30 | 春の山 [Spring] | Comments(0)


東京志岳会の山行写真集


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