カテゴリ:東南アジアの山( 9 )

クラビ 観光クライミング (タイ)

タイの西海岸プーケットの近くにある小じんまりした観光地クラビ(Krabi)で、クライミング。

リゾートホテルがたくさんあるアオナン(Ao Nang)の街に泊まり、ライレイ・ビーチ(Railay)の岩場に行きます。
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ライレイには道は通じておらず、アオナンからボロい連絡船で行き来します。片道約20分、運賃は往復約600円。舟に乗る際に膝くらいまで濡れるので、海パン&ビーサンで行かないと面倒なことになります。

ライレイ・ビーチ到着。
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ライレイ・ビーチの土産物屋街。ここにクライミングショップが数軒あります。
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ガイド料は半日一人1000バーツ(約3000円)。これはお店に直接行った時の値段で、アオナンのツアー業者を通すともう少々高いようです。

道具(ハーネス・シューズ・ロープ・ビレイデバイス・ヌンチャク)は借りても借りなくても値段は一緒。ヘルメットも「かぶりたけりゃどうぞ」と言う感じで貸してくれます。

ガイドはどこでもスイスイ登ってトップロープをかけてくれます。これで半日3000円は、値頃感満点。

ガイドなしでロープ(60か70m)のみレンタルすることも可能でした。1回900円くらい。トップロープをセットする支点の高さは20~30mくらいで、使うロープは60mか70mです。50mでは足りないルートが多く、念のため50mを1本持って行きましたが、結局使いませんでした。

手ぶらで行っても全部道具は借りられますが、レンタル用品はかなりボロいので、自分のハーネス・シューズ・環付カラビナ&ATC 、これらさえ持っていけば気分よく登れます。

トポは入手不能。本になったものがあるみたいですが、お店では売ってません。
でもガイドがいれば、ルートやグレードをあれこれ全て教えてくれるので、トポは不要。

ガイドを雇うもうひとつのメリットは、混雑時の対応。
やさしめのルート(フレンチグレード5bくらい)は、観光客の体験クライミングの人も多いので、かなり混みます。こういう時はガイドが掛けたロープはそこに垂らしっぱなしにされて、ガイド同士がロープを融通し合って自分の客以外の客にも「どうぞどうぞ」と登らせます。ガイドなしで自力で登ろうとすると、この仲間に入れないので、アウェー感漂う中で順番待ちをしたりして、気も時間も無駄に使うことになります。

・・・ということが、行って初めてわかりました。

Diamond Caveというちょと陸地を入ったところにある小さな岩場。
海辺の岩壁は、満潮時はアクセス不能で登れないので、干潮になるまではここを登ります。
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ガイドさん。皆気のイイ人たちばかりでした。
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海辺にあるOne-Two-Threeという名の岩場。
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干潮のEast Railay Beach。
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アオナンの街に戻ります。まだ雨季が終わっていないので、海は少々荒いです。
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アオナンのビーチ
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保存版 ライレイビーチ全図。
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ライレイビーチに泊まると岩へのアクセスはイイものの、食事の選択肢がホテルのレストラン以外に全くありません。道が通ってないので、物価も高めです。
一方、アオナンの街に泊まると、岩に行くために毎回往復600円のボロ舟に乗る必要がありますが、その代りホテルや食事の選択肢が多くて楽しいです。また、近所のいろいろな島に行く連絡船の発着場があるので、岩登り以外の遊びも充実します。
ライレイ泊かアオナン泊か、どちらも一長一短という感じです。


岩登りは「高い山の上でやってこそ」との思いがあって、海辺の崖登りには今まで全く興味がなかったのですが、やってみたらかなり面白かった。

また来る可能性大。

(9月下旬)
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by shigakukai | 2016-10-10 11:25 | 東南アジアの山 | Comments(0)

キナバル山(ボルネオ) ②ヴィア・フェラータ編 2016年

志岳会&川崎柴笛クラブ キナバル登山の続き。

ヴィアフェラータの起点でガイドと落ち合って、レンタルのヘルメット・ハーネスを着けます。
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前を行くのはインド人男性2人組(右側の人物はガイドさん)。
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2人はインド南部バンガロール出身で、一緒にシンガポールで働いているのだとか。ヴィアフェラータが何かを知らないまま気軽にツアー会社に申し込んでしまったそうで、この写真は岩壁のてっぺんに連行されて初めて何かを理解し、恐怖でビビッてるところ。

続いて我々も下降開始。
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インド人2人組もヴィアフェラータに慣れて、エッサホイサがんばって下りてます。
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ヴィアフェラータの終了点以降、下山はずーっと雨。写真ナシ。

岩壁は雨で巨大な滝に。
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下山後、車でコタキナバルの街へ。夜はシーフード。ウマし。
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サテ(串焼き)屋さん
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翌日はお昼の飛行機までちょっと時間があったので、小舟を雇ってコタキナバルの沖にあるガヤ島の水上集落を見物。

船着き場から見たガヤ島
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海から見るキナバル山。海からこんな近い距離感で見えるとは知りませんでした。
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水上集落。この中に商店もモスクも学校もあり、立派な“街”を形成してます。
皆さん水上の家が快適で好きで住んでいて、陸地に住む気はサラサラないんだとか。
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台風とかハリケーンのない国ならではの華奢な作り。日本だったらこれじゃひと夏もちません。
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船着き場に戻ってきました。
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スイカジュース屋。
小ぶりなスイカに穴をあけてジューサーを突っ込んで撹拌し、それを極太ストローでずぼぼーっと飲むという荒業。1個260円、感動の味。
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飛行機離陸後すぐに、さっき見物した水上集落の真上を通りました。
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コタキナバルの街。 さいなら~
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おしまい

(6月25・26日)
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by shigakukai | 2016-07-06 19:20 | 東南アジアの山 | Comments(0)

キナバル山(ボルネオ) ①登頂編 2016年

じゃ~ん♪ やってきました、ボルネオ・キナバル山。
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メンバーは志岳会2名と川崎柴笛クラブT女史の計3名です。

前日にクアラルンプール経由でコタキナバル入りし、チャーターした車で麓の村・クンダサン(Kundasang)まで上がってきて前泊。ここの標高は1,250mくらい。

登山口から今日の目標点、山小屋のあるラバンラタ(円内・3,250m)が見えます。
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キナバル山では2015年6月5日にM5.9の地震が発生し、大規模な崩壊・落石が発生して、日本人を含む多くの登山者が巻き込まれる惨事となりました。まだ至る所にその時の崩壊地が見られます。
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地震後キナバル山の登山道は崩壊の危険があることから閉鎖されてましたが、2015年12月1日、一部のルートを変更して登山道が再開通しました。

シンガポールから来た若者3人組。
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今月(6月)イスラム教徒は断食月。こんな時期に山に登るムスリムの登山者は皆無で、多くはシンガポール人。あとは中華系マレーシア人、台湾、韓国、ヨーロッパからのツーリストなどなど。
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ラバンラタ到着~。約6時間の登りでした。
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夕食を食べに、食堂のある下の小屋へ。
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登山者は少な目。キナバル山の登山者は、自然保護のため1日135人に制限されていますが、今日は70~80名くらい。
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翌朝は1:50起床、2:30出発。気温は2~3℃ってとこでしょうか。
真っ暗な中を延々登って(写真ナシ)、日の出前に頂上到着。
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はい、頂上ロウズ・ピーク(Low’s Peak・4,095m)。万歳♪
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下山開始
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後ろは、2015年の地震で“右耳”がポッキリ折れてしまった、Donkey's Ears Peak。
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下りはヴィアフェラータ経由で下ります。開始点の標高は3,776m。
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ヴィアフェラータで下りるには、ここに7:30までにたどり着くのが必須条件で、遅れると時間切れで案内係のガイドは帰ってしまいます。その場合、お金は”払い捨て”。
普通に歩ければ十分間に合う時間ですが、体調がイマイチだったり、パーティの人数が多くて速さに個人差が出ると、少々厳しい時間設定です。

つづく

(6月24・25日)
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by shigakukai | 2016-07-02 23:48 | 東南アジアの山 | Comments(0)

【空撮】キナバル山(アタマだけ)

ひょんな用事で成田発ジャカルタ行きの飛行機に乗ったら、キナバル山(ボルネオ島)の横を通りました。こんなところを通るとは予想していなかったので、超得した気分♪


最近はフライトマップから常に自分の位置がわかるので、とても便利。
画面は、フィリピンのパラワン島を過ぎてボルネオ島北端にさしかかったところです。
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じゃ~ん、キナバル山登場。(アタマだけ)
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方角的には、キナバルの西側から真東を見ています。
ほとんど雲の中ですが、頂上部だけ顔を出してます。

よ~く見ると・・・・うおっぷ!ローズピークじゃん♪♪♪
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キナバルの頂上部はギザギザしていて、複数の岩峰で構成されています。
最高標高点は、まわりの岩峰よりちょっとだけ高いローズピーク(Low’s Peak・ 4,095m)という名のピークです。

ちょっと進んだら角度が変わり、ちゃんとしたピークに見えてきました。
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ケッケッケ♪ この機内でローズピークに気付いているのは、俺だけに違げぇねえ。(←誰もそんなもんに興味ナシ)

ちなみにローズピークはこんなとこ。
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もうちょっと雲が晴れてくれるとイイんだけどナ~
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ジャカルタ到着~。ひどいスモッグ。
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【関連記事】
◆キナバル山(ボルネオ)①登頂編
http://shigakukai.exblog.jp/20333820/
◆キナバル山(ボルネオ)②ヴィア・フェラータ編
http://shigakukai.exblog.jp/20339862/
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by shigakukai | 2015-05-04 16:16 | 東南アジアの山 | Comments(0)

クラカタウ (インドネシア・スンダ海峡)

クラカタウ(Krakatau)は、インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間にある、スンダ海峡に浮かぶ4つの島の総称です。
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↓ ここらへんの話です。左上の陸地がスマトラ島。右がジャワ島。
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元はひとつの大きな島でしたが、1883年(明治16年)に起きた大噴火で島のほとんどが吹き飛び、その後再び隆起を続けて、現在に形に至っています。

インドネシア人の山仲間に混ぜてもらい、この火山島の中心にあるアナック・クラカタウ(クラカタウの子)に上陸して登ろうというのが今回の企画。アナック・クラカタウの高さは500m足らずですが、活発に活動している活火山で、今も毎年数メートルいう驚異的なスピードで隆起を続けているとか。

まずは夜の内にジャワ島西端のメラック(Merak)港から1時間フェリーに乗ってスマトラ南端のバカウヘニ(Bakauheni)港に渡ります。距離的には伊勢湾フェリー(伊良湖岬=鳥羽)と同じくらい。

港からはアンコット(angkot)と呼ばれているミニバスに分乗して、セベシ(Sebesi)島に渡る船着き場へ。クラカタウの群島は全て無人島なので、まず最寄りの有人島であるセベシ島に渡ります。
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北朝鮮の工作船っぽい、セベシ島への連絡船。w
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1時間半ほどでセベシ島に着きました。
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セベシ島は、この山を中心にした丸い小さな島です。
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今日はこの島唯一の宿泊施設(コテージ)に宿泊。
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おままごと中。
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セベシ島には車用の道路は無く、車もありません。島内を移動するための島民の足はバイクと自転車。
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こんな道が島を一周して集落をつないでいます。
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ヤシの実をとる島の子供。スゴイ速さでスルスル登ります。
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落っことしてもらったヤシの実を、みんなでがぶ飲み。
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コテージの夜。コテージ内は暑いので、結局外で雑魚寝。
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翌朝、早朝セベシ島を発ってアナック・クラカタウへ。
噴砂が堆積してできた砂浜は、まっ黒け。
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グズグズの火山灰の斜面を登ります。後ろはパンジャン島(Panjang)。
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現在のクラカタウの群島は4つの島で構成されています。
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1883年の大噴火前はこれらが一つの島でしたが、大噴火で島のほとんどが吹き飛んで消滅し、今の形になっています。
39平方キロ、標高約800mの火山島がほとんど吹き飛んで雲散霧消してしまったのですから、想像もつかないとんでもない規模の噴火だったようです。その衝撃波は地球を7回周回し、ジャワ・スマトラ・ボルネオ島の沿岸民は、噴火が起こした津波で4万人近くが亡くなったとか。
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はい、頂上。1時間ちょっとで着きました。
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頂上地面は熱くて、場所によって靴底が溶けそうなくらいです。
後ろはセルトゥン島(Sertung)。
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頂上火口と、後ろはラカタ島(Rakata)
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電信技術の発達により、1859年にはバタヴィア(現ジャカルタ)からシンガポールまで海底ケーブルがひかれており、その頃既にシンガポールとヨーロッパは陸路でつながっていたため、ジャワ島とヨーロッパ世界はモールス信号でむすばれていました。
1883年の大噴火は、この回線を使って報道された最初の世界的な大ニュースだったとか。

ちなみに、ペリー提督の江戸到着も明治維新も、ロイターがアジアからモールス信号で世界に配信したそうです。そういう観点から見てみると、同じ頃に尊王攘夷だ討幕だ切腹だ~と騒ぎ、飛脚が走っていた日本は、悲しいかな随分出遅れた国だったのだと実感します。

下山
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正面はラカタ島。
足元からラカタ島を半径として、円を描いた部分全部が、1883年の噴火で吹き飛んだことになります。(驚)
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巨大噴火は低温冷害と飢饉をもたらし、それが当時植民地統治していたオランダへの反感と反植民地運動につながり、更には、ジャワ島における狂信的イスラム徒の激増に発展し、300年以上続いていたこの地域での植民地政策に変化をもたらしていったとか。
歴史を大きく動かすパワーの大噴火だったワケです。

スマトラ島に戻ってきました。
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船着き場の氷水売り。
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ミニバンに11名乗車(!)でフェリー港へ戻ります。
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ジャワ島に戻るフェリー。このフェリーはジャワ島・スマトラ島間の大動脈で、24時間営業1時間に1本という頻度で運行しています。
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船内の表示を見ると、この船体は昭和50年代に瀬戸内で運行していたもののようでした。大丈夫か?!
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船室でゴロ寝する山仲間。あたり構わず敷き物しいてゴロゴロするのは、いずこの国も同じのようで。笑

参考文献:サイモン・ウィンチェスター著『クラカトアの大噴火』早川書房
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by shigakukai | 2015-01-25 11:26 | 東南アジアの山 | Comments(0)

キナバル山(ボルネオ) ②ヴィア・フェラータ編 2014年

登頂後、下山は岩場のヴィア・フェラータ経由で。
「キナバル登頂後に別途1万円で遊べるアトラクション」という感じです。

ガイドと標高3,776mのスタート地点(←世界最高所のヴィア・フェラータらしい)で落ち合い、レンタルのヘルメットとハーネスを着けて下降開始。
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出だしはこんな感じ。
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つい自力でバランスをとりながら下りようとしてしまいますが、設置されたワイヤーやセルフビレイに積極的にぶら下がることに慣れれば、スイスイ下れます。(プロテクションに積極的に全体重をかける習慣は無いので、最初ちょっと抵抗がありますが 笑)
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すべての支点はケミカルアンカーでガッチガチに固定されており、少しもグラつきません。手で引っ張っただけでスポッと抜けたり、荷重をかけた途端に岩がパックリ開いて崩れるようなプロテクションはひとつもありませんので、安心。(←どこと比べてんだ)
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ラバン・ラタの山小屋群。
右下のカーブしてる建物が食堂のあるラバンラタ・レストハウス。
真ん中の四角いのが、我々が泊まったペンダン・ハット。
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ヴィア・フェラータには、登山道に並行する形で下りる短いルート(緑の線)もありますが、傾斜はゆるく、距離もこれじゃーちょっと短か過ぎ。w
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気持ちイイぞ~
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吊り橋あらわる。
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素晴らしい高度感。でもビレイで完全に守られているため、緊張感はゼロ。w
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サッサと降りてはもったいないので、途中でダラダラ休んで粘りましょう。
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あまり岩に触らず、ずーっとハシゴを下りてくる感じです。
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ワイヤーブリッジ。 愉快愉快 ♪
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単調なセルフビレイの掛け替え作業に、ちょっと飽きてきました。
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フリーでスタコラ歩ける傾斜でも、安全のためビレイは外させてくれません。
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斜度の立っているところは、手すりまでついてます。
よくこれだけ岩に穴をあけてくれたもんです。
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もうすぐ終了点。 あー面白かった♪ 登山道とは全く異なる景色が楽しめました。
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下りてきたルート全景。なんかちょと大月の岩殿山に似ている・・・。www
出発点から所要時間4時間くらい、標高差約600mを下りてきました。
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ヴィア・フェラータの経営者はシンガポール人、プロテクションの設置などルートの保守管理はフランスの業者、ガイドは麓の村の青年、という構造だそうです。

このあと小屋で軽いお昼を食べて、荷物をまとめて下山。
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登山口からは旅行会社手配の車でコタ・キナバルへ。
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翌朝、コタ・キナバルの港にて。漁船は木造船ばかりで、風情があります。
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マーケット見物
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【おまけ】ついでにマレーシア観光

マラッカの夜市
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クアラルンプールのチャイナタウン
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ペトロナス・ツインタワーとクアラルンプール中心部
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おしまい


【関連記事 ①登頂編】
http://shigakukai.exblog.jp/20333820/
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by shigakukai | 2014-11-01 10:16 | 東南アジアの山 | Comments(0)

キナバル山(ボルネオ) ①登頂編 2014年

キナバル山は、マレーシア領のボルネオ島北部にある4,095mの山です。
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「東南アジア最高峰」という触れ込みの山ですが、これは「東南アジア」をエリア的に見たもので「なんとなく一般的に東南アジアと言われているエリアにある山の中では最高峰」というユルい定義のようです。国勢的に東南アジアの国々を見ますと、インドネシア・パプア州のCarstenz Piramidや、ヒマラヤの東端にあるミャンマー北部などには、5,000m前後の山が複数あります。

キナバル山が「東南アジア最高峰」かどうかはあまり意味のない話で、キナバルの価値は日本における富士山と同様に、ボルネオ島に孤高の高さで、且つ特異な山容でこの山がドカンと存在するところにあります。

まずは飛行機でコタ・キナバルへ。街が見えてきました。
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着陸直前に見える、ガヤ島の水上集落。
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コタ・キナバル到着~
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まずは到着祝い。現地メシでビール。
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翌朝6時半に発って、チャーターした車で登山口のキナバル・パークへ。
キナバルは雲の中。
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登山道には、小一時間ごとに休める休憩ポイントがあります。
ここはラヤン・ラヤン(2,612m)という休憩場所。
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午前中は単調な樹林帯の登りが延々と続き、午後にようやく景色が開けてきました。
黄色い服の人物が、我々に同行したガイド。ガイドと言っても、皆麓の村の普通の青年で、基本的に後ろから静かについてくるだけです。
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今日泊まる山小屋、ペンダン・ハット(Pendant Hut・3,250m)が見えてきました。
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到着~♪
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山小屋はとてもきれいです。
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夕方、小屋でヴィア・フェラータの講習会
明日行くルートの説明と、簡単な実技指導(自己確保のやり方)があります。
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我々以外の参加者(3組8名)は、皆シンガポール人でした。

ラバン・ラタ(Laban Rata)・レストハウス。
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食堂はここ一か所のみなので、どこの山小屋に泊まっても食事はここでとることになります。
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夕食はビュッフェ形式で、食べたい分だけ食べられます。料理はハラル(豚なしのムスリム食)でしたが、美味でボリュームもあり、かなり満足度高いです。

翌日は2時起床、3時出発。
急峻な樹林帯を小一時間で抜けて、南十字星を見ながら岩場を登ります。岩質は滑りにくい花崗岩で、とても歩きやすいです。

日が出てきました。
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絶景絶景 ♫
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サウス・ピークの下。
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Donkey Ears Peak (4054 m・ロバの耳)
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頂上(Low’s Peak・4,095m)が近づいてきました。
富士山よりもう一段階、空気が薄く感じます。
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後ろはサウス・ピーク(3,933m)。
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岩場には、頂上まで固定ロープが設置されているので、霧が出ても道に迷うことはありません。
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じゃーん♪ 祝 登頂。
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下山。
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***参考情報***

キナバル山は国立公園になっており、ガイドの同行と山小屋泊が義務付けられています。登山許可とこれら(ガイド代・宿泊費)をひっくるめた共通料金が決まっており、これにコタ・キナバルからの往復車手配を含めたパッケージで現地のツアー商品が組まれていますので、バラバラに個人手配するよりも、旅行会社に丸ごと頼んだ方がラクで確実だと思います。

行程は1泊2日と2泊3日のパターンがあります。1泊2日ですと、ホントに「登って下りるだけ」という感じになるので、日程が許せば2泊3日の方が楽しめて良いと思います。

登山道はよく踏まれていて、急な個所は階段が設置されているので、とても歩きやすいです。それ故に、日本だったら相当な覚悟が必要な初日の標高差1400m(登山口1,900m➡山小屋3,300m)も、普通に1日で登れてしまいます。

ちなみに、日本で標高差1,400mを稼ぐ登山道は、例えばこんなとこ。
・戸渡尾根から木賊山・甲武信ヶ岳頂上  ←きち~
・甲斐駒・黒戸尾根を五合目小屋の少し上まで   ←だり~
・真教寺尾根から赤岳頂上        ←なげ~

山小屋は日本より清潔で快適です。特に日本と大きく異なる点は下水処理。山小屋には山の水が潤沢に引かれており、トイレは全て水洗、下水はすべて下水管で麓まで下ろしているためか、山小屋にイヤな“便所臭”がありません。電化されているので、煙臭もありません。
山小屋備え付けのシュラフもきれいで、シーツ付でした。

氷点下にはなりませんので、防寒は日本の秋山程度で十分。

キナバル山はガチガチに保護管理されているため、登山における冒険度ゼロ、必要な技術ゼロ、行動の自由度も低いですが、まあこれも自然保護のため、と割り切りましょう。

登山口から頂上まで携帯の電波はビンビンで、どこでも通信可能でした(全然嬉しくないですが)。


【②ヴィア・フェラータ編に続く】
http://shigakukai.exblog.jp/20339862/

(10月中旬)
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by shigakukai | 2014-10-30 11:20 | 東南アジアの山 | Comments(0)

スメルー山・ブロモ山 (インドネシア・ジャワ島東部)

スメルー山(Semeru)はインドネシアのジャワ島最高峰、標高3,676mです。別名マハメル山。標高も山のサイズも富士山によく似た、バンバン噴煙を上げている活火山です。今回はZulちゃん(*)と彼の山仲間に同行しました。
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ジャワ島東部の町マラン(Malang)着陸前、飛行機の窓から見えたスメルー山。
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チャーターしたポンコツに乗って、マランから登山口の村まで上がります。
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初日は登山口の村に宿泊。

2日目は丸一日樹林帯の単調な登り。
ひと山越えて今日のテン場、ラヌ・クンボロ(Ranu Kembolo)という名の池に出ました。
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スメルーの噴煙。山はちょうど手前の低い山に隠れています。
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水辺で幕営。
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インドネシアで優雅に山登りを趣味としている人は、大抵が中・高所得家庭の若者なので、キャンプサイトはさながらアウトドアグッズの品評会状態。山岳雑誌など無く、主な情報源がネットとアウトドア通販カタログだけの世界では、こういう方向に陥ってしまうのもまあ仕方ないか。

同行メンバーのほとんどが敬虔なイスラム教徒。登山中でもお祈りは欠かしません。
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3日目。サバンナを通って正面の峠を越えると、
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どどーん♪ スメルー登場。
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この日は森林限界まで上がって幕営し、翌朝頂上へ。

4日目朝。昨日まで歩いてきた山々を振り返って見たところ。
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今日は夜明け前から行動開始です。
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こんなに近づいてホントに大丈夫なんだろか・・・。日本だったら絶対入山禁止。w
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はい、頂上。インドネシアにもいる山ガールちゃん。
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ぶぼぼぼぼぼぼぼー  すごい迫力です。
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間欠泉みたいな感じで、約15分間隔で噴煙が上がります。

頂上は広大な台地になっています。
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この山、頂上にいられるのは早朝だけだそうです。「日が出て気温が上がると風向きが変わって、7時半を過ぎると頂上周辺にも噴石が落ちて来るので危険」との説明があり、「ホントかよ」と思っていたら、本当にバラバラ噴石が落ちてくるようになったので、あわてて下山。
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一面フカフカの火山灰です。

ラヌ・クンボロに戻ってきました。
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下山後、登山口の食堂で腹ごしらえ。
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登山口の村からは、例のポンコツに乗ってブロモ(Bromo)山に移動。カルデラ内のサバンナを走ります。

かなり「作戦に成功して歓喜するテロリスト」っぽい、山仲間の面々。 w
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車が砂地でスタックすると何人かが下りて車重を軽くし、車が走り出すと追っかけてって飛び乗る、というのを繰り返しながら進みます。
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日本の道交法も、こーゆー車の乗り方を許してくれると便利なんだけど・・・(←ありえねえ)
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翌朝、展望台から見たブロモ山。一番奥がスメルー山。
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この場所から撮った絵は観光写真の定番で、ガイドブックなどでもよく見られます。

ブロモ山の外輪山の縁に集落があり(画面左中央)、ここに宿泊施設があります。
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麓のプロボリンゴ(Probolinggo)でミニバスを乗り換え、スラバヤ(Surabaya)に出て解散。
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スラバヤからジャカルタは、飛行機で1時間ちょっと。

【おまけ】後日、デンパサール(バリ島)→ジャカルタ線の飛行機から見えたブロモ(手前)とスメルー(奥)。
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(ジャカルタ起点4泊5日)

*Zulちゃん関連記事
■丹波川本流
http://shigakukai.exblog.jp/16254905/
■マチガ沢本谷
http://shigakukai.exblog.jp/16565093/
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by shigakukai | 2014-09-29 11:25 | 東南アジアの山 | Comments(0)

グデ山 (インドネシア・ジャワ島西部)

「きれいな夕日が見られるヨ」と誘われて、首都ジャカルタから車で2時間ほど南に行ったところにある活火山、グデ山(Gunung Gede)へ。標高2958m。この山、ジャカルタを東京だとすると、丹沢くらいの距離感のところに八ヶ岳くらいのサイズの活火山がある感じです。(なんじゃそりゃ)

インドネシア語でGunungは「山」、Gedeは「デカい」という意味なので、ネーミング的には日本の「大山」と一緒。頂上周辺のカルデラ内は、広大なサバンナになっています。

ジャカルタから長距離バスと、現地のミニバスを乗継いでやってきた、北東面の登山口にある集落。後ろがグデ山。
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最初はこんな感じ。
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樹林帯の単調な登山道を延々約5時間近く登ると、カルデラ内のサバンナに出ます。今日はここで幕営。
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みんな思い思いの食材を担ぎ上げて、盛大になんか作ってます。
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沈んできた太陽が雲海と地平線の隙間に顔を出した途端に、一気に空が染まりました。
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ぬぉぉぉぉ~
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日没直前から日が落ちるまでの、ほんの数分間のショーです。
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翌朝、頂上から見下ろしたテン場。
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グデ山の頂上火口と、隣のパングランゴ山。
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サバンナを戻ります。
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麓の少女
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おままごと
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(ジャカルタ起点1泊2日)
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by shigakukai | 2014-07-27 11:45 | 東南アジアの山 | Comments(0)


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