カテゴリ:冬の山 [Winter]( 35 )

冬の西沢溪谷散策

寒い日曜日。
ゴロゴロしててもつまらないので、突然思い立って、中二のムスコを誘って午後から西沢溪谷へ。

昼前に車で東京発、西沢溪谷入口から14時過ぎに入山。(遅っ)
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遊歩道はよく踏まれていました。
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美しい氷の造形。
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七ツ釜の滝
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トロッコ道(旧森林軌道)への登り
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下山
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鶏冠尾根(左からのスカイライン)から木賊山(奥の山)の稜線。
正面の谷が鶏冠谷。
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日暮れ頃に下山して、中央道飛ばして8時半帰宅。

久々に山の冷たい空気を吸えて、気持ち良かった。
なんかちょっと日が長くなってきた。
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by shigakukai | 2014-01-31 23:27 | 冬の山 [Winter] | Comments(0)

五龍岳 GⅡ中央稜

遠見尾根BCと五龍。
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新雪の深いラッセルで遅々として進まず、遠見尾根BCからシラタケ沢上部に下ってからGⅡ稜基部に登り返して、取付きに着いたのは昼前。矢印の先の側稜から登ります。
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北アルプスではなかなか巡り会えない、真冬のド快晴。
ラッキー♪
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GⅡ中央稜側稜から見た我々のテント(円内)。スゴい眩しさで、まともに写真が写りません。
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側稜からGⅡ稜中央稜に抜けた時点で、既に夕方。
GⅡ中央稜上部は夜になってしまったので、写真ナシ。w

日暮れから風雪となり頂上稜線20時すぎ、遠見尾根のBC帰着23:00。
上に向かって延々と雪を掘り続けた一日でした。

(ごりゅうだけ じーつーちゅうおうりょう)
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by shigakukai | 2014-01-25 15:37 | 冬の山 [Winter] | Comments(0)

利尻山 仙法志稜

どーん♪  聖地、利尻山西壁。
ロシアに向かって聳え立っています。
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仙法志第二稜から登ります。風が出てきました。
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夕方。垂れ込めた雲と水平線の間の隙間に、ほんの一瞬太陽がキラリ。
正面の尾根は沓形稜。その向こうに沓形の港が見えます。
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板塀のようなペラペラに薄いナイフリッジと、プロテクションのとりようがないボロ壁で、神経が磨り減っていきます。
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***
危険な場所だ。不安で息が詰まりそうで、何が起こるのかを確かめるために頭を上げてみる気にもなれない。雪崩が起きるとしたら、音が聞こえるより前に、ぼくらの心と血がその気配を感じるはずだ。だから、かすかな風の動き、山のきしみにも、つい身震いしてしまう。
(ワルテル・ボナッティ)
***

P1への登りから振り返って見たP2。てっぺんから画面左下に懸垂下降します。
これを下ってしまったら退路ナシ。
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P2のピークで帯電してピッケルや登攀具がバチバチブンブン鳴り出し、飽和状態の中で自分が'人間避雷針'になっていることに気づいた時の恐怖。祈るような気持ちで這いつくばった。

***
この世の中には素敵なものがたくさんあるというのに、よりにもよってこんなところに自分たちを追い込んでしまったとは。
(フレネイ中央岩稜のアンドレア・オッジョーニ)
***

P1への登り
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左が大槍、右がP2
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P1から見たバットレス
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P1でビバーク。このあと天候が悪化し、2日間地獄行き。写真ナシ。
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***
彼は徘徊した。宝物のようにたっぷり集められた星に交じって、彼とその同僚以外には誰一人生きた人間のいない世界を。おとぎ話の中の盗賊どもと同じように、永久に出ることのできるはずのない宝物庫に閉じこめられて。
冷たい宝石の間を、いとも富んで、しかも死刑を宣告されて、さまよっている彼らであった。

(サン=テグジュペリ 「夜間飛行」)
***


天候回復。
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仙法志稜全景。右奥の低い尾根が、登ってきた仙法志第二稜。
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反対側(東側)に見えている東稜。
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翌々日、安全地帯まで下りてきたところ。思わずニッコリ。
堕ちたトップのアイゼンを喰らって、ヤッケはビリビリ。
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ヤムナイ沢
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下山報告中。帰してくれた利尻の山の神に、唯々感謝。
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****
”安全” この言葉はあまりにも嘆かわしく、否定的でみじめだ・・・そこには臆病風が巧みに隠されていないだろうか。これが人生だろうか。あるいは人間の生き方なのだろうか?
人間は勇敢でありえるし、これと同時に勇気を発揮する機会を与えられると幸福感を味わえるのだ。

もちろん用心深いことは必要だが、それが恐怖の言い訳であってはならない。

(ガストン・レビュファ)
****


■関連記事:『白い恋人』を食べて利尻(仙法志稜・南稜)へ行こう ♪
http://shigakukai.exblog.jp/19623790/

(3月中旬)
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by shigakukai | 2014-01-04 14:40 | 冬の山 [Winter] | Comments(0)

利尻山 東稜

北東稜に登った後、予備日が1日余ったので、日帰りで東稜を行けるところまでトライ。
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遠くの双耳峰は、左が大槍、右がP2。
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ブログのプロフィール写真はここです。
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ここで時間切れと判断し、引き返しました。残念。
北東稜のすぐ隣ですが、全く違う趣の素晴らしいリッジでした。
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BCは東稜の途中から左に下りていきます。
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ホワイトアウトだったら難儀しそうな下り。
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BC帰着。
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さらば、利尻。
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***
山が人生を容易にしてくれるということはないが、山は、人生に耐えてゆけるように助けてくれるのだ。
ぼくらをとりまく外的な状況を通して、山々は抵抗する力と冷静な心構えを培ってくれるのである ー 内省へのきっかけを与え、ぼくらが、すべての人生の叡智へ到達するために必要な心のバランスをみつけて、これを保つのを手伝ってくれるのである。
(ラインホルト・メスナー)
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by shigakukai | 2013-12-22 15:54 | 冬の山 [Winter] | Comments(0)

利尻山 北東稜

国内究極の山旅、冬の利尻山。
他のどこの山にも似ていない、強烈な山。
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やってきました稚内フェリーターミナル。
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鴛泊港から乗ったバスを降りて、波の音を聞きながら入山準備。
海抜ゼロメートルからラッセル開始です。
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海を隔てた向こうはサロベツ原野。
雪稜のラインが海を切り取り海岸線と交わる、あり得ないような景色です。
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三本槍
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****
ぼくはこんなことを考える。ぼくたちがいまどこにいるかを知っている人は、ベースキャンプにも、故郷にも、だれ一人いない。ぼく達と同じ感慨にふけることができる者は、どこにもいなかった。だが、これは決して重苦しい気分ではなかった。まさにその反対で、うれしく感じていたくらいだった。ぼく達は、すべてのものから隔絶されていた。
それにいざ何か起きたとしても、どっちみちだれもぼく達に救いの手を差し伸べるわけにはいかないのだ。
(ラインホルト・メスナー)
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ビバークは半雪洞にツェルト。鴛泊港の船の汽笛が聞こえて来ました。
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軽量化のため、寝袋ナシ。極寒。 ←当たり前
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翌朝。
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北東稜の核心
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頂上。見渡す限り、冬の海。
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***
我々はどこからきたのか? 我々とは何か? 我々はどこへ行くのか?
(ポール・ゴーギャン)
***

ロウソク岩
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北東稜全景
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礼文島がぽっかり
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北稜を下降。遠くの麓に見えているのは姫沼。
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***
登攀の成果が重要なのではない。山頂での楽しみはつかの間のものである。
しかしその楽しみのための努力が、人間の本性の中で生きつづける。
(ジェフリー・ウィンスロップ・ヤング)
***

(3月中旬)
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by shigakukai | 2013-12-15 03:20 | 冬の山 [Winter] | Comments(0)

鹿島槍ヶ岳天狗尾根 ‘天狗の鼻’にて  [Photo Gallery]

北を見ると五龍岳。
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南を見ると爺ヶ岳。手前を横切ってる尾根が鹿島槍の東尾根。
東尾根の右手、きのこ雪だらけのリッジ群が荒沢奥壁。
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やべ、冬用外張り持ってくんの忘れた。フライシート掛けて我慢。(寒っ!)
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朝、出発前。左にストンと落ちているスカイラインが東尾根、右のピークが鹿島槍北峰です。
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by shigakukai | 2013-01-05 02:14 | 冬の山 [Winter] | Comments(0)

風雪の奥穂高・ジャンダルム飛騨尾根 [Photo Gallery]

白出沢を詰めて末端に取付き、初日はここまで。
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翌日は終日風雪。
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この先で小柄な同行メンバーがどうしても壁を1段登れず、四苦八苦。
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狭いテラスで、しかもアイゼンを履いていてはショルダーで越えるのも無理なので、最終手段としてオノレのアタマを足がかりに提供。
ヘルメットの頭頂部にアイゼンで立ち込んで、なんとかズリ上がれました。

割れなかったヘルメットに感謝。
脳天に全体重をかけられて首がメリメリ鳴った。


3日目、晴れ。
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はい、終了点。万歳。
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***
登山というものは、いかなる文化とも世界観ともつながりを持たない。
いかなる特殊な肉体的な前提条件とも、財政上の豊かさともかかわりを持たない。
山登りは、ただ登り始めさえすればよいものなのである。
(ラインホルト・メスナー)
***
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by shigakukai | 2012-12-31 07:58 | 冬の山 [Winter] | Comments(0)

地吹雪の五龍岳・遠見尾根  [Photo Gallery]

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隣の尾根に風が当たって起こる爆発音のような重低音がドドーンと聞こえると、数秒後こちらにその爆風の塊がやってきて、息もできないような状態に陥ります。


***
強い意志は成功の原動力だが、それを持っている人もいれば持っていない人もいる。強い意志があれば犠牲を耐え忍ぶことができる。強い意志があれば仕事にも難しい役目にも楽しみを見つけることができる。仕事にも犠牲にも楽しみはあるもので、それがあればこそ努力して完成させることができるのだ。
(リカルド・カシン)
***
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by shigakukai | 2012-12-24 12:16 | 冬の山 [Winter] | Comments(0)

八ヶ岳・赤岳主稜

入山 (美濃戸~行者小屋)
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あとから上がってくる仲間のための目印、「山火事注意」。なるワケねー。w
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赤岳主稜。あまり明瞭なリッジではありません。
取付き最初の岩場を抜ければ傾斜は緩くなり、あとは大体歩いて登れます。
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この先にも一段岩場がありますが、こちらは簡単。
遠くに見えるのが行者小屋。
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はい、頂上。到着メール送信。
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文三郎新道から見た横岳西壁。
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その上下、ひょっとしてただの雨具・・・  爆
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***
年中山にいることはできませんが、山の記憶は行動のすべてに影響します。
自分が今いるところを示す基準点になります。
(ダグ・スコット)
***


(1月中旬)
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by shigakukai | 2012-12-22 12:41 | 冬の山 [Winter] | Comments(0)

鹿島槍ヶ岳北壁 蝶形岩壁「氷のリボン」  [Photo Gallery]

真ん中の氷瀑が「氷のリボン」。
中段にクライマーが2人見えます。
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五龍岳・遠見尾根から見た鹿島槍北壁。手前(左)のピークが北峰、奥(右)が南峰。
円の部分が蝶形岩壁です。左のスカイラインは天狗尾根。(1月撮影)
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遠見尾根をもうちょっと東に行ったところから見た、鹿島槍北壁。(4月下旬撮影)
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by shigakukai | 2012-12-06 23:30 | 冬の山 [Winter] | Comments(0)


東京志岳会の山行写真集


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